【読書】ユダヤ人成功の哲学タルムード

大学受験のために現代文で学んだ横文字。

パラダイムシフト。

まさに考え方を根本から大きく転換してくれることを助けてくれる本に出会うことができたと思います。

正直本を1冊読んだからって人生が大きく変わるわけない。その通り。僕自身も変化を感じていないし、何も変わっていないと思います。

でももしそんな本があるなら知りたくならないですか?答えつきの参考書は常に勉強机の脇に置いてあった派のにひみむにとって、それはなくてはならないもの。知ってるだけで得するなら持っていて然るべき!そう思えて仕方ない笑


この本はその答え合わせ本といっても過言ではないかなと思っています。

ユダヤ人が人生をかけて議論・勉強・考察していくヘブライ聖書とタルムードと言われる読み物から小話をピックアップしてお金・ビジネスなどにどのように向き合っていくかを考えさせてくれます。

小分けになりますが、さくっとまとめて忘備録にして行こうとおもます。


お金に関する哲学

ユダヤ人は常に人とは違う角度・別の立場から物事を考えるのが常と本書には記されています。お金についても同じ。

色々と太字になった文章が記載されいていますが、にひみむが最もグッときたのは

お金は人生における扉を開ける「大切な鍵」

この文章。

大切な鍵をどのように使いこなすか。考えさせられますね笑

欲望のままに使うこともできれば、将来のために使うこともできる。資本主義の世界の中でその効果はさらに大きなものになってることはSNSを見ているとよくわかると思います。


短い物語で深く考えさせられる物語は日本の和歌とかことわざに比べてめちゃくちゃ具体的でわかりやすい。

お金のセクションで面白いなって思った2つの物語を紹介します

小さな儲けにとどめよ

健全に小さなことから着実に始めよ、継続なければ成功なし。

この教えを説くために皇帝ナポレオンからもらう小さな魚褒美についての話があります。要約するとどんなに小さな褒美でも着実にもらえるなら欲を出さずにもらっ他方が良いぞと。

身近な体験で言えば、お金じゃないけど、

仕事で1週間の休みをいつ取るかという話をしたんですね僕。すぐとるか、2ヶ月後に取るか。にひみむは迷った末にすぐ休みもらったんですが、危うく2ヶ月待っていた先輩はあれよあれよと話は無くなってしまって休みなしになってしまった。まぁ取ろうと思えば取れたんでしょうけど笑


欲張って大きなリターンを求めてが叶わぬ夢に終わってしまうなら、着実にもらえるものをもらったほうがよさそう。

トータルで考えると、良い結果が得られる選択をしてくのが賢いなとつくづく思う。

今現在だけの感情で物事を決めてしまえば楽なだろうけれど、少し長い目で考えて選択できるように考えて行こうと思います。

「賢明で懸命な生き方」こそお金を引き寄せる

ソロモン王とウィズダムというお話の中で、賢明な生き方を考えさせてくれます。

ウィズダムとは英知を極めたソロモン王が持っていたと言われる、超具体的な幸せへの道。日本語訳にうまいことばがないそうだけれど、説明するなら生きていく上で迫られる選択をするときの指針となる教え?とかかな?


正しいことを当たり前に行うことってかなり難しいと思うんです。ブログの継続も副業も小さな一歩をひたすらに懸命に努力しないといけないじゃないですか?途切れないようにしてはいるけれど、ぜんぜん質が追いつかない笑

懸命に、賢明な判断を誰もができるならみんな得の高い幸せ者ばかりあふれるように思うけど、実際そんなことないしやっぱ人間みんな楽してずるしたくなる物だと思っているわけです笑


ソロモン王のウィズダムを受け取った弟子はウィズダムに従って行動をしたことでそれなりの幸せを手に入れています。しかしそれなり。ウィズダムも大事だけど、もっと良い方法はないのかと自分自身で常に考え続けることが大事。

読み終わってから追記しているのですが、結局大事なことって教えてもらうことだけじゃなくて、経験や思考から自分のためになることを選択していくことだと思うようになりました。

そのためには何事も一生懸命にやったほうが得だし、得るものも多い!それに賢明に選択していかないと無駄な努力を続けることになってしまう。

正しい努力を正しい方向を向いて続ける。それが大事なんだなと思ったわけです。笑

まとめ

目先の欲望を優先してしまいがちな「お金」にまつわるお話。

マネーリテラシーを育てているにひみむにとってみれば、あいたたたっ…。てなることがしばしばありました。

今、絶賛資産管理とか言って少しづつ増えていく預金額を楽しみにしているにひみむに釘を刺す。そんな分章まで太字でしっかり記載されている。思わず当時ツイートしたよね笑

とは言え、数えられるものは目に見えているただの数字とは言え嬉しい限り。


とは言えそれはそれ、額が溜まってきたところで、それは本業の自分の時間対価で何かにひみむ自信に積み上がりがあったわけじゃないし、会社のために努力していたに過ぎない。

そう思うと、自分が何に向かって努力するか、どうなりたいか、しっかり考えて強みというかとっかかりというか、尖った部分をしっかり出していきたいなと思ってきた次第です。


レビューとかを見ると、ものすごい非難されようですが、日本との強烈な比較がこの本の面白いところでもあるのでぜひ読んでもらいたいです笑

 

ではまたこの辺で!

 

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